消費者金融でのブラックとは?イメージ画像

消費者金融とインターネットで検索すると検索候補に必ず『ブラック・ブラックリスト』という言葉が出てきます。
消費者金融だけではなく闇金とも隣り合わせのこの言葉、今回はこのブラック・ブラックリストについて当たり前のことから意外と知らない事実まで解説していきます。

ブラックになると借りれない?

ブラックとは、具体的にどういう状況かご存知ですか? あまりにも浸透している言葉のため、当たり前のように使っていますが、厳密にいえばブラックという状況は定義付けされていないのです。 消費者金融には借りれない状況はたくさんあり、借りれない人の信用情報の状態をただブラックと呼んでいるだけで、信用情報用語にはブラックは存在しませんし、もちろん貸金業法の法律にもブラックという言葉は存在しません。

ブラックって何?

ブラックって何?

ブラックとは、消費者金融などを利用するにあたって、金融事故を起こしてしまったりした人を指します。
金融事故の記録は信用情報機関という消費者金融の利用状況や情報を登録・確認することができる機関であり、正規貸金業を営むためには業者側に加入義務があり正規の消費者金融では必ず利用しています。
信用情報については大手消費者金融・中小消費者金融まとめをご覧ください。

金融事故とは?

金融事故とは、返済金の遅延や延滞をしたり、債務整理をおこなったりしたら信用情報が金融事故として取り扱われます。

延滞や遅延については、数日だけでは事故として扱われませんが、2か月から3か月遅れたりすれば、長期の延滞とみなされ信用情報に記載(登録)されます。
また、2、3日の延滞でも、支払い月の翌月となると信用情報に登録されてしまいます。 さらに2、3日の遅延でも何回も遅延を繰り返していると債務者の信用情報が悪くなっていき、ブラック扱いとなってしまう場合も存在します。

債務整理って?

債務整理について

自己破産という言葉はドラマやマンガでよく耳にしますよね。 自己破産も債務整理の一つです。

破産(自己破産)

裁判所に破産申し立てをおこなうと現在所有している財産をすべて処分し返済にあてるます。
破産申し立てをおこなった経緯や事情を考慮し裁判所が免責認可をおこなえば残っている借入額の返済を免除される場合があります。

任意整理

お金を借りた側(債務者)とお金を貸した側(債権者)と話し合いをおこない、借金を減らしてもらうことを指します。
原則、弁護士や行政書士に依頼しておこなう行為であり、話し合いの内容や結果によってどのように返済していくかが決まります。
よくある結果としては、返済を分割で支払利息を免除してもらうなどの方法があります。

特定調停

話し合いをおこない、結果によって返済方法や額が決まるので任意整理と同じではありますが、任意整理は弁護士や行政書士、本人同士でおこなうのに対し、特定調停は裁判所のでの仲裁が入り、話し合いをおこないます。
任意整理では話しがつかない場合や、任意整理でこじれてしまったりする場合は特定調停までもつれる形となる場合が多いです。

個人再生

個人再生は裁判所に申し立てる形でおこなうことができます。 破産(自己破産)と同じような流れではありますが、個人再生の場合住居や車など生活に必須な財産は残し、財産の一部を処分する形で借入金の返済をおこないます。

個人再生は自己破産よりも厳しく、裁判所が個人再生の可否をおこないますが、裁判所にて認められれば、借金総額を5分の1に減額し、裁判所が提示した返済期間で返済する形となります。 (額によって異なるが3年程度に定められることが多い)

任意整理・延滞以外の金融事故

任意整理・返済金の延滞以外にも信用情報に記載される金融事故は存在します。

解約(強制解約)

毎回返済が少し遅れたり、何らかの規約違反が起こった際に金融会社が強制的に債務者との契約を打ち切ることを強制解約といいます。 強制解約は、何らかの形で違反行為などが起きた際に起こるので、強制解約についても信用情報に登録されます。

代位弁済

金融業界には金融業者側が利用可能な保険会社が存在します。
万が一債務者が返済しなかった場合は、加入している保険会社から金融会社に返済予定だった金額が振り込まれ、借金の所有権を保険会社に渡します。 借金の所有権が保険会社に渡ったときに、信用情報に金融事故として記載されます。

以上の内容が、金融事故として取り扱われる内容であり、信用情報に細かく登録されます。
消費者金融の利用状況により信用情報が悪いまたは金融事故の履歴・記載があることが確認されたらブラックとして取り扱われてしまう可能性が高いです。
現在は、信用情報も正規貸金業者では閲覧できますし共有されています。 他社の利用状況が悪く、延滞や事故を起こしているひと、起こしたことがある人にお金を貸しても返ってくる可能性は低いですから貸さないのは当たり前ですよね?

金融事故以外のブラック

消費者金融を利用するためには申し込みをおこない、審査に通らなければ融資を受けることができません。
個人の状況や情報を消費者金融側が把握するために、信用情報機関が存在し、そのデータを利用し審査の可否を決めます。 もちろん、信用情報がすべてなわけではありません。 消費者金融会社の利用している信用情報機関は、消費者金融を利用したことがある人の情報は記載されていません。 それでも審査が入り落ちる可能性はありますよね。 消費者金融を現在利用中の人は、その利用状況が信用情報機関に乗っていますから、上記金融事故を起こしたことがある・総量規制を超える融資になってしまう場合は、審査に落ちることとなります。

申し込みブラック

審査に落ち、他社の審査を申し込む。 また審査に落ちたから別の消費者金融に審査を申し込む。 そしてまた審査に落ちる。
そういう状況が続いてしまうと『申し込みブラック』と呼ばれる状況に陥ってしまう可能性があります。
消費者金融にお金を借りていないのになってしまうケースも多々ありますが、なぜ申し込みだけでブラックになってしまうのでしょうか?

消費者金融に申し込み、審査に落ちる=何らかの貸すことができない事情や状況があると考えられます。 審査という位ですからいくつかの状況をクリアしなければなりません。
年収や勤続年数などなど詳しくはこちらに記載していますが、返すあてがなければ貸すことはできないのは、当たり前ですよね。

各々消費者金融業者によって細かな審査内容は違いますが貸せないということは問題があるということです。 申し込みについては、1,2社おこない審査に落ちてしまった状況はよくあることでしょう。 しかし、3,4,5社と審査に落ちている状況ですと信用情報に難があるか、年収や勤続年数などに難がある可能性が出てくるわけです。 そういう人にお金を貸すのはいやですよね。 そういう状況を『申し込みブラック』と言います。
申し込みを立て続けにおこない、審査を落ちてしまう状況では一度申し込みを辞めて1か月ほど間をあけるといいでしょう。
ここは審査が甘いから、申込してみる...。なんてスパイラルにはまってしまってからではもう遅いです。

申し込みブラックの罠

インターネットで比較サイトを見かけたことはありませんか?
価格.COMのような家電やおもちゃの価格を比較するサイトや、宿泊施設の価格を比較するサイトが存在します。 中には、消費者金融の審査の甘さや利息・返済サイクルなどを比較するサイトもあり、アコムやレイクのような大手消費者金融をはじめ、地域密着型の中小・中堅消費者金融まで比較し調べることができますから大変便利なサイトです。 その中のサービスで一括審査というサービスが存在します。(全ての比較サイトについているわけではありません)

その一括審査申し込みを使って、知らぬ間に申し込みブラックとなってしまうケースは多発しているのです。 一軒一軒申し込み、審査していれば通ったのに一回でまとめて審査に出してしまい、同時に申込ブラックになってしまったから借りれなかった...。なんて状況は口コミでよくあります。

確かに、審査には書類や個人情報を入力しなければなりませんから、大変な作業と言えるでしょう。 しかし、消費者金融を利用したからにはお金は返さなければなりません。安易に決めてしまうものでもありませんから、返済サイクルが自分にあっているか、金利に無理はないかなどを確認したうえで利用しようとしたら、申込ブラックになることはないかもしれません。 十分注意して利用しましょう。

ブラックになってしまったらもう終わり?

ブラックになってしまったから、もう消費者金融やローンが組めない。そう思ってしまいますよね。 しかし、金融事故や債務整理などの信用情報の登録・保管には期限が存在します。

信用情報には3つの機関があり、保管の期限は公表されていない場合もありますしそれぞれ期限も多少違いますが金融事故に関する情報は5年から10年間登録・保存されます。

また、金融事故情報は信用情報機関によって、期間の保管年数が違いますし、再度返済遅延を起こしてしまったり、債務整理したのち返済が滞ってしまった場合は再度年数が経たなければ消えない状況になってしまいます。

ブラックが及ぼす影響

ブラックが及ぼす影響

ブラックになると自分のみならず、家族にまで影響が起きてしまう場合があります。
本来、信用情報は個人のみ影響する情報ではありますが、家族が同居している場合、家族の信用情報も影響する場合があります。 同居している家族がブラックの場合、家族が新規借り入れを拒否されてしまったり、住宅ローンが通らなかったりなどの可能性が存在します。

また、ブラックになってしまうと個人でもできないことが増えてしまいます。

  • 車のローンが通らない
  • 携帯電話の割賦購入ができなくなる

カードや消費者金融の更新ができなくなり、急に使えないという状況になってしまう。
クレジットカードは現在利用している人にとっては生活必需品となっているケースが多く、急に使えなくなってしまったら困る人が多いでしょう。 返済を毎月2、3日くらい遅れたっていいや...なんて思っている人もいるかもしれません。 消費者金融やクレジットカードは無担保貸付ですから、信用情報がすべてであるといっても過言ではありません。 今まで大丈夫だったから...。と考えていたら急にクレジットカードが止まってしまうかも?

ブラックになってしまったら。

ブラックになってしまったら、新たな借り入れ先を探して解決するという状況よりも債務整理や自分の返済環境を整えるなどを優先して行うほうがいいでしょう。 闇金という選択肢を取ってしまう方もいますが、まだ闇金に頼る前に選択肢は存在するかも...?
当サイトでは口コミやブラックになってしまったらどうしたらいいかなども詳しくお知らせしています。

まずは自分の状況を確認し、これ以上悪化しないためにはどうしたらいいかを考えるのが一番でしょう。